April 12, 2006
カンボジア旅行記 1日目
今回は家族旅行。
あら?ということは、もしかして父と一緒に海外に行くのなんて初めてだったかも、と今更気づきました(^^;
出発は早朝。
猫を預けている姉宅より電車で空港へ。
添乗員さんが居ないツアーなので、自分でチェックインです。
航空会社はベトナム航空。割と人気があるそうな。
どうやらJALと提携しているみたいです。
座席はイタリア帰りのJAL便よりも広い感じがしました。
機体が新しいとか言っていたから、そのせいなのかしら。それとも気のせい?
機内食はベトナムっぽいものが出てくるのかとドキドキしていましたが、普通でした。
香りつきのお絞りがアジアって感じでしたけど(笑)
成田からホーチミンで一度降りて乗り換えです。
添乗員さんがいないので手続きが心配でしたが、あちらも手馴れたもので問題なく通過できました。
ホーチミンからはものすごーく揺れそうな小型飛行機でカンボジアのシュリム・アップへ。
…寝るべし。
そして夕方、カンボジアに着きました。
なるほど、暑い!!
アジアの暑さね。蒸してるわ~。
入国審査ではカウンターの上にアイカメラが乗っている。
なんだ?写真でも撮っているのかしら。
ビザは日本で取っていったし、出入国と税関の書類も旅行会社に頼んでおいたので(署名するだけ♪)、特に問題なく通過。
小さな空港を出ると、ガイドさんが迎えに来てくれていました。
クメール人ガイドのコンさん。日本語がとってもお上手です。
いい人そうだ~、良かった。
ツアーの参加者は全部で16名。
バスで一路ホテルへ向かいます。泊まるホテルは☆☆☆☆☆。
でも水は口にしちゃいけないのよね。
水がダメなところに旅行したことがないので、不安です…。
さてさて、どんなホテルかな…?
期待と不安を胸にホテルへと向かう道すがら車窓から街を眺めるに、色彩が豊かだな~という印象。
緑が多いからなのかしら。
花の色もカラフルで濃くてクリアに見える。
曖昧さが無いというか、似合わない。
パステルカラーじゃ負けてしまうんだ。
なるほど、原色がはまるなぁ。
こういう空気の濃さとかって、自分の身体と五感で感じないと分からないものだから、体験としてとても貴重だと思う。
空港から15分くらい走っただろうか。
ホテルに着きました。
ゲートには門番さんが立っています。
車寄せの前には、仏像と蓮の花の浮かぶ大きな水盤。おぉ、アジアっぽ~い!
入り口を入るとホテルマンが迎えてくれるのですが、にこにこしていてとても感じがいいです。
イタリアとは大違い…。
ロビーもお部屋もとても素敵なホテルです。
ホテル内にはプールにジャグジーもあり、テラスからの眺めは優雅なリゾートと言った感じ。
でも明日からは優雅さとは程遠く、遺跡の中を汗だくで歩くのだわ。
ホテル内は冷房が効いているので快適ですが、一歩外にでると暑い!!
暑さには弱いけど頑張ろう。
心配だったお水は、ホテルのお部屋にミネラルウォーターがサービスで2本ついてました。
とりあえず明日まではこれで充分だし、電気ケトルも常備されているので、お湯を沸かして湯冷ましを作り歯磨きに使用。
お風呂のお湯も快適に出て、ストレスはまったく感じないですね。
なーんだ、心配して損した。
お夕食はホテルのレストランにて。
地ビールのアンコールビールを頼んでみました。
おぉ、結構いける!
お食事も美味しいし、カンボジア、想像よりもいいところかも。
ベッドもふかふかでご機嫌。
明日は早いから、早く寝よう。
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February 23, 2006
イタリア旅行記8日目
いよいよ観光最終日がやって参りました。
10日間の旅行なんてあっという間。
今日は待ちに待ったバチカン&フリータイム!
空模様が怪しいけど、思いっきり楽しむぞ!!
朝、ガイドさんに皆には内緒でローマの地図つきガイドマップ貰っちゃった。
彼女のバイブルらしい。
頑張って歩いてね、とのお言葉。
ガンバリマス!
さて、バチカンに到着して塀の外で並ぶことしばし。
ここで気をつけるのは、お約束のスリ。
知らんふりして列に混じっていたりするらしい。
何十分かして、やっと開門しました。
雨が降らなくて良かった。
ここもコロッセオと同じく、荷物検査&金属探知機を通る。
やっぱり前は無かった気がするんだけどなぁ。
んー、テロの影響だよね、明らかに。
まずは巨大な松ぼっくりのある中庭へ。
ここがどこだか良く分からないけど、中庭の周りにぐるっと置かれた彫像を見つつ、最後の審判の説明を受けます。
その後バチカン美術館の中へ。
まー、どこもこれも見事なものばかり。
教科書にも載ってるラオコーンの像やら、アポロンやらなんやかんや…。
もう数が多すぎて&広すぎてとても見きれない!
その中でも注目はベルヴェデーレのトルソ。
これはミケランジェロが参考にした彫像と言われていて、最後の審判に見るふくよか~なキリスト像はここから生まれたらしい。
胴体しか無いんですけどね、ミケランジェロはかなり影響を受けたそうです。
そしてその後、とにかく広い美術館の中をかなりのショートカットで歩く歩く。
あぁ、もっと見たいけど…。
残念に思いつつ、はぐれないように早足で「ラファエロの間」に。
一番の注目作はやはり「アテネの学堂」でしょうか。
中央に画かれているプラトンのモデルはレオナルド・ダ・ヴィンチ。
そしてもう一人の巨匠、ミケランジェロも居ます。
ラファエロは始め、ミケランジェロをあまり尊敬していなかったけど、同時期に制作されていた礼拝堂の画をこっそり盗み見て衝撃を受け、アテネの学堂を描いたのだそうです。
だからこの画はミケランジェロの影響が強いのだとか。
確かにそんな感じ。
そしてミケランジェロに敬意を表し、画面下のヘラクレイトスの顔をミケランジェロにしたそうな。
ラファエロ本人も画面右端に居るので探してみて下さい。
再び色々な心惹かれるものたちを横目に、早足で歩く。
向かうはそう、システィーナ礼拝堂です。
これを見なくちゃ始まらない。
広い聖堂に一歩足を踏み入れる。
高い天井に一面の絵画。
「天地創造」。
静かにね、という係り員の声を上の空で聞いて、首を上に向けて中へと進む。
そして振り向けば「最後の審判」。
感嘆。
言葉など何も出ない。
修復中か修復完了後に行われた展覧会を上野に観に行った時も感動したけど、やっぱり本物の持つ力は違う。
二度目だけど、何度見ても凄い。
この感動は、この場所に来なきゃ味わえない。
この修復費用が全部日本の寄付で行われただなんて、イタリア人は知っているのだろうか。
オペラグラス大活躍でした。
堂内は何となくざわついている。
時折係り員のシーっと言う声が聞こえるたびに少し静かになるのだけれど。
腹がたったのは、画も見ず、何の感慨もなさそうなおばちゃんが二人、ど真ん中で声のトーンも落とさず、どこぞの息子がどうの、という世間話に花を咲かせていたこと。
邪魔です。
見終わったんだったら、出て行ってくださいな。ムキッ(怒)。
興味が無いのはしょうがない。
しかし、かりにも礼拝堂という場所をわきまえることくらいして欲しい。
よっぽど言おうかと思ったんだけど、小心者故に注意できなかった…。
ここで一人行方不明者が出る。
迷子が出るのは礼拝堂って言っていたけど、ほんとに出た。
しかも、あれほど口をすっぱくして迷った場合の待ち合わせ場所を言っていたのに、居ないらしい。
ガイドさんはあの広い美術館の捜索へ…。哀れ…。
私たちは現地ガイドさんとともにサン・ピエトロ大聖堂へ。
サン・ピエトロ大聖堂といえば、ミケランジェロのピエタ。
ミラノのロンダニーニのピエタとは違い、こちらは完璧な美を備えたピエタ像です。
見事な作品としか言いようが無い。
ほんとに石でできているのだろうかと思うくらいに素晴らしいものだけど、ただ、あまりにも美しすぎる。
聖処女マリアってそういう存在なのかな。
サン・ピエトロを出て、本来は昼食に向かうところなんだけど、私達はサン・ピエトロのクーポラに登りたいがために、これをパス!
ただ今から自由時間開始♪
さっそくクーポラへ。
チケットを買って、いざ中へ。
さすがに人も多め。
このクーポラはミケランジェロが造ったもの。ダヴィンチといい、ミケランジェロといい、ほんとに凄いね。
まずはエレベーターで途中まで上がる。中にはここから階段でいく兵も…。
我らは体力を温存^^;
外から中に入ると、ちょっと壮観。さっきまで見上げていたモザイクの文字が間近に見える。
ここからがいよいよ本番です。
屋根の間を通って上に出ます。
細いし長いし廻ってるし。おまけに、途中から壁が丸みにそって湾曲しているところもあったりなんかして、ほんとに屋根裏?なんだなぁ、と実感。身体を斜めにしながら登っていくので、結構くらくらします。途中で気分が悪くなる人も居ると思われる。
最後の階段なんか凄いよ!
えっ、これ登るの?って感じ。前に居たフランス人のおばちゃんと、思わず顔を見合わせてしまった。年取ったらまず無理だね。若いうちに来ておいて良かった(笑)
外に出ての眺めは壮観!!
バチカンて凄いところだなぁ…。
名残惜しく思いながらも天上の世界から下界へ。
帰りはエレベーターは使わず、階段で降りてみました。
さてさて、いざ、ローマへ。
まずはどこに行くかと言いますと…。チョコレート屋さんです。アハ。
cioccoliamoci!(チョコリアーモチ!)というナポリのチョコレート屋さんの支店らしいです。
タクシーに乗っていくと、途中の道が混んでいて、タクシーの運転手さんからイタリア語でなにやら話される。多分、「ここ混んでるから迂回してあっちの空いてる方を通ってその番地まで行くから」って言ってたっぽい。身振り手振りで何となく…。いやー、言葉が通じなくても何とかなるもんんだね。
念願のお店に着き、可愛いチョコをゲット♪
さてさて、チルコマッシモを見てからフォロ・ロマーノへ。
チルコマッシモは今はただの野原だけど、昔は戦車が走ってたんだよね。今はこんなに穏やかなところなのに。
フォロ・ロマーノは一度歩いてみたかったんだぁ。
街中にこんなものが残っているのが凄い。
残っているものの歴史が違うわ…。
お次はパンテオン。
ローマは街中を歩いているだけでも楽しい♪
地図を片手にうろうろと。わたくし、地図を見れる女なのです。オットよ、勝ったね。
パンテオンの中に入ると開口部から雨が降り注いでいて、それはそれで綺麗な眺めだった。
ラファエロのお墓を見てから次のポイントへ。
サンタゴスティーノ教会が閉まっていたので、ナヴォーナ広場でお店に入り、遅めの昼食。
ローマ風のピッツァを注文したんだけど、ナポリのものとはまた違って美味しかったです♪
ご飯の後に教会に再び行って見ると、今度は入れた。
薄暗い静かな教会の中で、カラヴァッジョの「ロレートの聖母」を見る。
その後、カラヴァッジョの別の作品を見るべく、ポポロ広場にある、サンタ・マリア・デル・ポポロ教会へ。
ここには「聖パウロの改宗」と「聖ペテロの磔刑」がある。宗教画について詳しければ、もっと色んなことが分かるんだろうな。
堪能。
ポポロ広場からはバヴィーノ通りを通ってスペイン広場へ。
コンドッティ通りにあるカフェ・グレコに入る!
前にイタリアに来たときも入ったけど、今回も絶対に入ろうと思っていたの。
ふえっふぇっふぇ。
旅を満喫したって感じ。
もっと見たいところがあったけど、さすがに今回はもう無理…。
ローマはやっぱり永遠の都だなぁ。
また何年後に来れるといいな。
投稿者 melissa : 02:58 AM | コメント (0) | トラックバック
February 22, 2006
イタリア旅行記7日目
イタリア旅行もそろそろ終り。
いよいよ「永遠の都」ローマです。
ナポリからローマに続く道に見覚えがある。
まっすぐに続く並木道。
帰ってきたんだなぁ…。
さて、途中で寄るドライブイン?にお土産向けの美味しいワインがあるそうな。
ガイドさんのオススメは、「キリストの涙」という意味の「ラクリマ・クリスティ」。
名前からして購買意欲をそそるわ。
それにしよう!
とはいえ何種類かあったりして。
お。スパークリングもあるじゃん。
結局赤、白、スパークリングの三種類を購入。
そして「法皇のワイン」なんて名前のついたワインにも惹かれて、これもお買い上げ。
日本に帰ったらみんなで飲むぞ~。
ローマに到着して、最初に行くのは「真実の口」。
ここ!?って言うようなところにあるんだよね、これ。
道端の、車がびゅんびゅん通ってるすぐ側。
情緒無いです…。
しかも、お約束のようにみんな必ず写真を撮る。というか撮らされる。
お決まりのポーズでハイ、チーズ。
確かに良い記念ではある。
あるんですが、ここはフリータイムでいい気がする。
すぐ側のチルコマッシモのが行きたいよぅ。
写真を撮り終わったら、お次はコロッセオ。
途中、フォロロマーノを車窓から眺めてガイドさんの説明を聞きます。
ここは明日のフリータイムで来るつもり。
街中にこんな遺跡がどーんとあるんだから、ローマっていうのは凄いところだ。
そしてお次はコロッセオへ。
前に来たときは柵なんか無かったし、荷物検査も無かったのに、今は違うのね。
テロがあってから変わったのかな。
空港並の荷物検査を受けて中へ。
階段を登ると、ぱぁっと目の前に広い舞台と観客席が広がる。
今は舞台の下が見えていますが、当時は板を張って使ったのだそうです。
やっぱり凄いところだなぁと思う。
なんと天幕まで張れたというのだから驚きです。
圧倒的な権力。
グラディエーターの世界が目の前で繰り広げられていたのかと思うと、人間というのは獰猛な生き物なのだと思わずに居られない。
ここで何人の血が流されたものか。
しかし、それでもやはり見事。
青い空と偉大な建築物を眺めて、しばし古代に思いを馳せる。
次に向かうはトレビの泉。
コインの用意はいいですか?
バスを降り、こんなところにあるのかしら、と思うような街中の細い路地を歩いて行くと、段々人が増えてにぎやかになってくる。
人ごみを掻き分けて広場に出ると、そこに有名なトレビの泉があります。
わぉ。さすがに混んでる。
あらかじめ握り締めていたコインを投げに泉へ。
後ろを向いて、肩越しにエイヤっと投げ込んで来ました。
勿論一回しか投げてませんよ(笑)
またローマに来れるといいな。
噴水のすぐ側にあるジェラート屋さんで、イタリア初ジェラートを購入。
有名店らしく、みんなそこのジェラートを買っているわ。
ジェラートを食べつつ泉を見ていた目を、ふと路地の方に向けてみた。
少し傾いた陽が柔らかな影を作り、シャボン玉が飛んでいるのが幻想的だった。
いかにもヨーロッパの路地を思わせる光景に、思わずシャッターを切りました。
上手く撮れてるといいけど、私の腕じゃなぁ。
心にはしっかり焼きついてるけど。
今日は天気が良くてよかった。
ローマ観光の締めくくりは三越。
なんだかなぁ、と思いつつも少しほっとしてしまう自分(笑)。
日本人です。
買うものはないのだけど、見るのは楽しい。
ふふふ。
夕食後、ガイドさんに明日のフリータイムの相談に載って頂く。
行きたいところはどこですか、と聞かれ、行きたいところを全部言ったら「欲張りすぎ!」と言われ、「やっぱり?」と大笑い。
昼ご飯を抜かないと無理かな。
明日はいよいよ観光最終日。
カトリックの総本山、バチカンへ。
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February 21, 2006
イタリア旅行記6日目
今日はbenが行きたいと言っていたポンペイ遺跡の観光です。
ガイドはナポリ人のカルジェロさん。
日本語がお上手でいらっしゃいます。
慶応に留学してらしたそうで、フランス人は麻布十番を「あざぶじゅぽーん」て言うんだよね、と笑かしてくれました。
思わぬところで麻布十番の地名が(笑)。
さて、バスで遺跡に向かいます。
昨日まで天気が悪くてベスビオ山がずっと隠れていたそうですが、今日は綺麗に見えています。
やはりついているわ!
ポンペイ遺跡では青空が出ていて、写真を撮るにはとっても良い感じ。
しかし、広いですよね。
紀元前からこんな立派な町があったんだから凄い。
ここは野良わんこが多いんですが、当然のごとく予防注射などしていないそうなので、触っちゃだめです~。
ガイドさんの顔を覚えているらしい。頭いいのね。
さて、遺跡の中は素晴らしいの一言。
整備された町並みに、口がぽかーんと開いてしまう。
道路は車道と歩道が分かれていて、車道に下りなくても歩道から歩道へ渡れるように飛び石が置かれています。
これ、日本の庭にあるのと同じだわ。ちょっと親しみが湧きました(笑)。
道の途中に何箇所か水道があり、彫刻が全部異なっているのですが、これにも意味あり。
所謂目印だったそうで、小鳥の水道の所で待ち合わせね、とかいう具合に使っていたようです。
なるほどね~。
建物の中にはモザイクが残っているところなどがあり、これがまた見事です。
パンだって今の釜と同じような形をしている石釜でちゃんと焼いていたというから恐れ入る。
素晴らしい。
今でいうところのバー?ではカウンターに穴が空いていますが、この中に直接飲み物がはいっていたわけではなく、先がとがったツボをはめ込んで使っていたらしいです。
先がとがったツボって弥生式土器にも同じようなのあったよね。
ふむ。
そして見所の一つ、公衆浴場は男性の社交場だったそうです。
この浴場が凄いのは、壁や床に暖かい空気を通し、今で言うところの床暖房が完備されているところ。
そんな昔に発明されていたとは…。
壁に残る彫刻も素晴らしく、高度な文明が栄えて居たんだなぁと改めて思いました。
公衆浴場を後にして、今と殆ど同じ形をしている石釜があるパン屋さんなどを見学し、お魚屋さんとお肉屋さんへ。
排水の為の床の傾き具合で魚屋があったのがどっちかが分かるらしいです。
そして普段は行かないらしいのですが、ガイドさんの提案で音楽ホールに行く事になりました。
後で添乗員さんが言うところによると、自分から行きましょうと言ってくれるガイドさんは少ないのだそうで、ラッキー♪
音楽ホールは、ステージのある一地点に立つと音が響くように設計されているという素晴らしいもの。
ガイドさんに選ばれた人が数人ステージに立たされ、お得意の歌をアカペラで披露してくれました(笑)
偶然一緒になった学生さんも、タダ観はいけませ〜ん、とステージで歌う羽目に。
最近の若者は必要以上に物怖じしないところがいいよね。
拍手喝采でステージが終わり、自分もステージの響くところに立ってみました。
あー、と叫ぶと、本当に声が響いてビックリ。
エコーがかかったみたいに聞こえます。
おぉぉ、おもしろ〜い。
いい記念になりました♪
さて、お次はいよいよカプリ島です。
青の洞窟はどうかしら。
バスで港に向かうも、事故があったらしく超渋滞。
船の時間に間に合わなくなってしまいました。
まぁ仕方無いよねー。
しかし、イタリアの救急車はかなり強引に車の間に突っ込んで進んで行くんですね。
さすがのドライビングテクニック。
そして、同行のおじ様おば様軍団がこれまた強者でした。
渋滞になったと見るや、持参したイカキムチ(すっごく美味しい!)やおつまみのお煎餅、緑茶焼酎などなどをみんなに配布。
旅慣れているというか、時間を使うのがお上手でいらっしゃる。
こういう時にイライラする人が居たりすると場の雰囲気が悪くなったりしますが、そんなことも無く、のんびりみんなで渋滞を抜けるのを待ってました。
いい人達で良かった。
やっと渋滞を抜け、港につくも船に乗り遅れたので、時間をずらしての出発です。
ちょっと時間がある間に、先程のおじ様おば様軍団のお一人がやってきて、早くいらっしゃいと手を引かれて連れて行かれる。
えぇぇ?どこへ???
着いた先はお土産屋さん。
なにやら、おじ様のお一人(空手の先生)が酔っぱらってみんなにスカーフを買ってあげると言っているらしい(笑)。
ほへー?と思いつつ、新婚さんの奥さんと、いいのかな?と言いながらも急いで物色。
何しろ時間が無いので、超特急で山のようにあるスカーフをかき分けかき分け。
おば様にも選んで貰いつつ、じゃあコレで!と言ったところ旦那の分は!?と言われて再び選ぶ。
太っ腹だ〜。
結局二本買って貰っちゃったんだけど、新婚さんカップルもやっぱり二人分買って貰ったって言ってたからいいか。
早速みんな着けてるあたり、なんかいい人達多いよなぁ。
添乗員さんも乗船間際に凄い勢いで連れ去られてたわ(笑)
さて、乗船してカプリ島へ。
船は結構広くて、座っているとデニッシュを大きなお皿に入れたバーの店員さんがお一ついかが?とやってきます。
小一時間くらい乗ってたのかな。
島の港が見えてきて、下船です。
やっぱり青の洞窟はクローズだそうで、島内観光に変更になりました。
まぁ元からあんまり期待してなかったので、別に良いけど。
そもそもカプリ島無くても良いと思っていたくらいだし。
さて、港から丘の上のレストランまでミニバスで上がっていきます。
この道がまた細くて急で(@@)
運転手さん運転上手っ!
イタリア人て運転が上手い人が多いのかなぁ。
ぐんぐん坂道を登ってやっと到着です。おぉ、良い景色。
花が咲き乱れる小道を下ってレストランへ。
今までのレストランとは全く違った雰囲気で、とても開放的。
まさしくリゾートなのね、ここは。
店員さんもとても陽気で、さすが南イタリアって感じ。
お料理も美味しかったです。
お肉何枚?って聞いてくるんだけど、2枚と言っても、大丈夫~♪と3枚になるあたりが笑えますわ。
お店を出ようと出口に向かうと、さっきまで居なかったと思うんだけど、にゃんこが椅子でお昼寝中でした!
ふかふかの長毛猫ちゃんで、超可愛い!!
人慣れしていて、近づいても無視して眠り続けるにゃんこ。
イタリアの猫も癒し考課は抜群ね。
ちょっとご満悦になったところで、お店を後にし、お向かいのお土産屋さんへ。
カプリ島まで来たら、やはりレモンチェッロを買いたいわ。
お土産にしたくなっちゃうような可愛い容器に入ったレモンチェッロが沢山並べてあって、気分も高揚。
これは買うわよね。上手いわ。
しかし、ここで頭をよぎるのは飛行機の重量制限…。
お土産に重いものは極力避けようと思い、自分たちが飲む分だけ購入。
レモンとライムのチョコレートも売っていて、これはカプリ島でしか買えないとガイドさんが仰ってました。
気になる方は是非。
さて、今度は展望台まで歩きます。
町中はシーズンオフで閑散としてましたが、可愛い外観のホテルとかカフェとか、街並みが綺麗でした。
これはバカンスシーズンに来たらとっても楽しいかも。
カプリ島、青の洞窟はあんまり興味なかったんですけど(冬なんて入れる確率低いし)、見直したよー。
バカンスシーズンはお金持ちがぞろぞろ居らっしゃるそうで、そういう人たちを見ているだけでも楽しいそうです。
展望台までの道のりにはアーモンドの花が咲き乱れていて綺麗でした。
途中、香水屋さんがあり気をひかれる。
後で寄ってみよう。
展望台からの眺めは絶景!
風が強くて、髪がぼうぼうに乱れましたが、高台から眺める海は青く輝いていて美しかった。
断崖の途中に家がポツポツ建っていて、結構怖い。
あれはきっとお金持ちの別荘なんだろうなぁ。
ふと海から目をはずして山の方を見れば、映画にでも出てきそうな白い小道が斜面に沿ってずっと下まで続いています。
ガイドのアルジェロさんに伺ったところ、古い道だそうな。
あれは辛いよ…。
昔の人は足腰が丈夫だったんでしょうね。
しばしフリータイムが出来たので、さっきの香水屋さんへ。
カルトゥージアと言う名のこのお店の香水、実は2002年まで、イタリア国内ですらカプリ島に来ないと買えない貴重な香水だったそうです。
カルトゥージアというのは修道院の事で、カプリ島にあったサンジャコモ修道院から見つかった古文書の製法にのっとり、島の植物や果物、ハーブのみを使用してつくられる香水はどれも非常に香りが良いです。
人工的な香りではなく、カプリ島の爽やかな自然を彷彿とさせる豊で優しい香りのする香水の数々。
といってもそんなにラインナップは多くはありませんが、迷うには充分です。
どれにしようぅぅぅ、と悩むこと数分。
結局、小さいボトルの香水の詰め合わせを購入しました。
だって色々試してみたかったんですもの。
3個入りで15ユーロだったかな。
レモンの香りの石鹸と蝋燭が4ユーロくらいで、これはお土産に良さそうでした。
帰国してから調べたら、日本ではミユキハンドレッドクラブで買えるようです。
香水を買っている間に外は大雨に。
でも、しばし雨宿りをすると、段々止んできました。
変わりやすいお天気だこと。
今度は島の反対側へ。
またバスに乗って移動するんですが、これ道がまた細くて落ちそうで怖い!
ここ運転するのは絶対無理だわ。
広場に到着して、再び散策。
細い小道は木が茂っていて小鳥の声が聞こえ、とても爽やか。
カプリ島っていいところなのねー。
再び海の見えるところまで来て、記念撮影です。
どうも海を見ると潜りたいなと思ってしまうのはダイバーの性でしょうか(笑)。
気がつけば皆さんバスにお戻りに。
benと二人、小鳥の声と水滴が木の葉を打つ音が聞こえるだけの静かな道を戻って行きました。
また来られるのはいつになるのかなぁ…。
カプリ島観光が終わって、再び船へ。
ナポリ湾に近づくと、陸では灯りが煌き美しい夜景が広がっていました。
夜の闇は汚いものを隠して美しさだけを浮かび上がらせる。
船を降り、バスでナポリの夜景見学に行きました。
小高い丘の上から見るナポリ湾の夜景はまさしく「ナポリを見て死ね」と言うに相応しい美しさ。
少し高揚した気分に、旅の終りが近づいた寂しさが相まって、この旅で初めて切なさを感じました。
お夕食は言わずと知れたナポリ名物のピッツァ!
お・い・し・いー!!
一人一枚、30センチくらいのピッツァ・マルゲリータがどーんと出てくるのですが、食べられるかしらと心配するのは最初だけ。
あっという間に全部平らげましたわ。
うーん、食はナポリに限る!?
明日はいよいよローマ。
投稿者 melissa : 03:34 AM | コメント (0) | トラックバック
February 20, 2006
イタリア旅行記5日目 世界の七不思議
フィレンツェからバスでピサに向けて出発です。
途中かなり激しい雨が降っていたにも関わらず、ピサに着いたら雨は上がってました♪
素晴らしい。
ピザでは2000年を期に大駐車場が作られていて、観光客はそこでバスを降りてシャトルバスに乗り換え、ピサの斜塔見学に向かいます。
さて、パスを降りてしばらく歩くと、ぐいーんと右に傾いたピサの斜塔が見えてきました。
世界の七不思議の一つです。
斜塔を見れば見るほど変な感じ。
そしてそこかしこでお約束のポーズを決め、写真を撮る観光客達。
支えてます!って感じのポーズをみんながやっているのを見ているのが面白い(笑)。
どこの国の人でも発想は一緒か。
この搭、実は大聖堂の鐘楼として建てられたものなんですね。
わたくしが前に来たときは丁度工事中だったので、中には入れませんでしたが、今は工事も終わり、人数制限はありますが、中に入って登る事が出来るようになっています。
ツアーには登って見学するっていうのは含まれて居なかったので、当然無理だよねと思って諦めていたのですが、登ってみたい方いらっしゃいますかー、とガイドさんのお声が!
登ってみたいです!とっても!!
チケットが取れるか確認して、もし取れたら登れるとの事。
空いてますように、と祈りつつ窓口に行ったガイドさんを待つこと数分。
チケット取れましたよ、とのお言葉に、やったーと歓声が上がる。
ガイドさんもまさか取れるとは思っていなかったらしく、やっぱり皆さんついてますねーとのお言葉。
嬉しい♪
さて、塔に登るまで時間があるので、それまで観光です。
まずはピザの斜塔の説明を受けます。
この搭っていうのは設計者が何度か変わっているんですね。
工事が第一期から第三期まであるのですが、第一期の時点ですでに傾いていたそうです。
それを直そうとして第二期の工事を行ったそうなんですが、元から建て直す事はしなかったそうで、やはり傾きは止まらなくて途中でまた止めちゃったんだそうです。
で、第三期に入るわけですが、ここでもやっぱり頑張ったものの傾きは止められなかったんだそうです。
結局当初の予定よりも大分低い高さで完成となってしまい、今に至る、と。
きっと昔は今ほど酷い傾きでは無かったんでしょうねぇ。
ちなみにガリレオ・ガリレイが落下の法則を発見したのはこの塔からの落下実験によると言われています。
次に大聖堂へ移動です。
実はこの大聖堂、斜塔に霞んであんまり話題になりませんが、意外と凄いんです。
外見もとても綺麗だし、中も見応えありますよ〜。
外観はピサ様式と呼ばれていて、イスラム、ロマネスク、ビザンチンの様式がミックスされている珍しいものだとか。
天井にはメディチの紋章が。時代の流れと権力の移り変わりってものを感じますねぇ。
この聖堂はイスラムの影響を受けてまして、その昔、男性と女性とでは入り口も礼拝場所も分けられていたのだそうです。
男性は一階、女性は二階で礼拝していたそうです。
今は二階は登れないみたい。
十字の中央部分には、天井からランプがつり下げられてまして、このランプが揺れるのを見てガリレオは「振り子の等時性」を思いついたと言われています。でもこれは、ランプの制作年が発見の時期よりも遅いという検証結果が出たらしく、信憑性がかなり薄いそうです。
説教壇はジョヴァンニ・ピサーノ作の見事なものです。
この上に立って説教されたら、そりゃははーって気持ちにもなろうかと思う。
大聖堂の向かい側には洗礼堂があります。
外観は下層部分がアーチ状のロマネスク、上層部分がゴシックと、これまた珍しい建築です。
ここの説教壇は大聖堂の方のジョヴァンニにお父さん、ニコロ・ピサーノの作です。
洗礼堂内は、音響効果を考えて作られているので、エコーがかかるので有名。
今回は入る時間が無かったんですが、以前訪れた時には管理人のおじちゃまにチップを渡すと、歌を歌って音響効果の程を披露してくれました。
しかし、今はこのサービスは無いんですって。
公務員がチップを貰うのはいかん、という事で禁止になったそうです。残念〜。
いよいよ時間が来たので塔に登る準備をば。
まず行くのはロッカールーム。
ここで手荷物を全部預けます。
勿論ロッカーには鍵がかかるのですが、なにせイタリアの事、信用なりません。
前に現金を取られちゃったお客さんが居たそうで、貴重品はポケットに入れて下さいと添乗員さんからのお達しが。
無理矢理パスポートやら財布やらをポケットにつめこみました。
ピサの斜塔に登る方は大きめのポケットがある服で!ここポイントです。
時間になったら勝手に登って良い訳ではなく、一応ガイドがついて人数チェックしてます。
ガイドといっても、何を案内するでもなく、ただみんなを引率して登っていくだけなんですけどね。
入り口で警備員さんに再度チェックされて、いよいよ内部へ。
ここも狭い、暗い、疲れる、の三重苦。
でも登っていると斜めになっているのが分かって面白いです。
楽に登れるところと、疲れるところが交互にくるんですよ。
あぁ、傾いてるんだなって実感出来ます!
そしてやっと外に。
ひえぇ、手すりが低いよ〜。
も、もう一段あるし。
更にせまーい階段を恐る恐る登って、本当の頂上へ。
凄く気持ちいい!でも結構怖い!
手すりが低いのと、斜めになっているのとで、なんとなく不安定な感じが。
何か落としたら、ころころ転がって、下にひゅーっと落ちちゃいます。
傾いている方の手すりから下を覗いてみると…。
危ない危ない。
しかし爽快な眺めが広がっていて、登る価値ありです。
チャンスがあれば是非。
斜塔から降りて、ピサとはお別れ。
サンタ・マリア・ノヴェッラ駅からユーロスターに乗る為、再びフィレンツェに戻ります。
バスでフィレンツェに着くも、時間が余っているので30分程フリータイムに。
チャンス到来。サンタ・マリア・ノヴェッラ教会へGO!
ここは観光にも含まれていないんだけど、行きたかったの〜。わーい。
でもツアーの他の人は誰も行かないのね…。
いそいそと教会へ向かい、4ユーロ(多分)払って中へ。
この教会、正面は綺麗に大理石で飾られていますが、側面は煉瓦の下地がむき出しで無骨と言えば無骨。
ドアを開けて中に入ると、受付みたいな所があって警備?の人が何人も居ました。
喋らないようにと注意を受けて中へ。
観光客は10人ちょっとくらいしかおらず、シーンとした空気が漂ってました。
これぞ「教会」って感じで良いです。
ドミニコ会が聖母マリアに捧げる教会として建設したものだそうで、マザッチョの「三位一体」やフィリッピーノ・リッピのフレスコ画「聖フィリッポと聖ヨハネ伝」、ブルネレスキのキリスト像など、かなり見応えがあります。
中央部に下がるキリストの磔刑画は流れる血が描かれていてリアル。
ここに来たら見るべきと言われている、ジョットの「十字架のイエス」です。
後方に時間をかけていたら、前方を見て回る時間が少なくなってしまいました。
もっと見たかったのに、残念。
教会の横には修道院があり、美術館として公開されています。フレスコ画が描かれている「緑の回廊」が有名らしいですが、時間が無くて行けず。
慌てて教会を出ると、もう皆様お揃いでした…。
時間が足りないよ〜。
本当はサンタ・マリア・ノヴェッラ教会といえば、もう一カ所行きたい所があったのになぁ…。
最古の薬局の一つと言われるサンタ・マリア・ノヴェッラ薬局。是非とも本店に行ってみたかったのに。
石鹸とか香水とか買いたかった(TT)
またフィレンツェに行く機会があったら、絶対に行きたい!
東京にも支店ありますけどね、やっぱり本店は別です。
http://www.santa-maria-novella.co.jp/
わずかばかりのフリータイムが終わり、サンタ・マリア・ノヴェッラ駅へ。
ここからユーロスターでナポリに向かいます。
駅は日本の駅と違ってスイッチバック方式。
なんか「駅」って感じでいいなぁ。銀河鉄道999チック(笑)。
当然イタリアなので時間通りに電車がくるはずもなく、待つこと30分以上。
ようやく来ました。
窓ガラスにヒビでも入っているのか、黒いテープが貼ってあるんだけど大丈夫なのかしら…?
社内は日本の新幹線とあんまり変わりませんね。
席は固定式ですけど。
車内販売は来ないと聞いていたのですが、一度ワゴンを押したお兄さんがやってきました。
それ以外は静かなものです。
延々と続くのどかな景色に、眠気を催してお休みタイム。
気が付いたらローマでした。
ここからまたナポリへ。ナポリの駅はフィレンツェとは随分と雰囲気が違います。
銀座から新宿、池袋あたりにやってきましたって感じかな。
ナポリは危ないぞーと周りを警戒。
宿泊のホテルはフィレンツェと同じ系列のホテルなのに、やはり何かが違う…。
土地柄でしょうか。
夕食はこのホテルのレストランで頂いたのですが、お食事は美味しかったです。
段々食材の中に野菜が増えてきました。
やはり南に来ると野菜率がアップするんですね。
明日はbenが行きたがっていたポンペイの遺跡とカプリ島へ。
投稿者 melissa : 04:31 PM | コメント (0) | トラックバック
February 19, 2006
イタリア旅行記4日目 花の都
ヴェネツィアのホテルは、朝食のレストランも素敵だったわ。
あぁ、もう一日居たいところだけど、今日はフィレンツェへ。
いよいよ花の都よー!
といっても冬だから花はありませんが、言わずと知れた花の聖母寺がありますね。
見た目の可憐さはほんとに花のよう。
ヴェネチアからバスでフィレンツェに入り、まず向かうのはミケランジェロ広場へ。
眺めは良いし、お天気が良かったのでとても気持ち良かったです♪
ゴリアテを睨んでどーんと聳え立つダビデ君の肩だの頭だのに鳩ぽっぽが沢山乗っていて、ちょっと笑えた。
イタリア人のおじ様たちは、景色はどうでもいいやとばかりにおしゃべりに花が咲いている。
ちなみに乗っているバイクはHONDAが殆どでした。
ミケランジェロ広場を後にして、お食事へ。
レストランのお食事、美味しかったんですが、お給仕のお姉さんとお兄さんが見事な鉄面皮だった。
でもイタリア人のお客さん達にもそうだったから、私たちが嫌われているからって訳ではないようです。
日本だったらクビになるんじゃなかろうか…。
さて、食事の後はヴェッキオ橋を眺めつつ、ウフィッツィ美術館へ。
ガイドさんは全身白づくめのナオミさん。
超インパクトあります。
そして見れば見るほど、前のガイドもこの人だったような気がしてきました…。
美術館の入り口は空港並みのチェック。
カバンをX線チェックにかけ、金属探知器をくぐります。
服の中にカバンをかけているので、外すのに一苦労。
ビーとか鳴ってる気がするんだけど、係りの人が何も言わないのでそのまま中に入っちゃいました。
健脚組は階段で!との事なので階段をえっちらおっちら登って最上階まで参りました。
これがまた長いのなんのって。
ゼーゼー言いつつ天井のグロテスク様式を眺めたら、いよいよ絵画鑑賞へ。
まず観るのは「荘厳の聖母」。チマブエ、ジォット、ドゥッチョの3枚の比較です。
大学の頃に西洋美術史でなんだかんだと解説を受けた画が目の前にあるのだわ。
しかし、その内容を綺麗さっぱり忘れているバカな私。
オペラグラスの存在を今度は思いだし、早速覗いてみると…。
おぉ、口元から歯が覗いているのとか見えるわ。
持ってきて良かった。
そして次から次へと教科書に載っていた画がバンバン出てくる。
フィリッポ・リッピの「聖母子像」はマリア様の顔が素敵。
この人、かなりの破戒僧だったようです。なんとマリア様のモデルになっている若い尼僧と恋に落ちて駆け落ち!
やるわね。
しかし短時間で見て回らなければいけない悲しさよ。
あれも観たいのに、という画を次々にすっとばして有名所を押さえていく。
レオナルド・ダ・ヴィンチの「受胎告知」もあれば、ミケランジェロの「聖家族」もある。
おまけにラファエロまであるんだから、凄いコレクションだわ。
でもウフィッツィと言えば、やはり一番期待するのはボッティチェッリかしら。
「春」と「ヴィーナス誕生」が両方観られるっていうのは凄いわ。
なんというか、この二枚は匂い立つような絵だと思う。
「春」の前に立っていると、草と土と花の香りが混じった春独特の香りがするように思うし、「ヴィーナス誕生」では爽やかな微風と潮の香りを感じる。
写真で見るのと、生で観るのとじゃ全然違うなぁ。
オペラグラスで観てみると、草花が立体的に描かれているのが分かる。
美しい絵だった。幸せ♪
時間に追われて後ろ髪引かれる思いで鑑賞終了です。
さて、次に向かいますのはヴェッキオ宮殿。
こちら、外観の鑑賞のみですが、煉瓦むき出しでなんともそっけない。
民衆の怒りを誘発させないためにわざと外側は質素にしていたのだとか。
しかし一歩中に入ると、その豪華絢爛ぶりといったらもの凄いみたいです。
家具に宝石がついてたりするそうですよ。見たかったなぁ。
しかし町中にゴロゴロと美術品があるっていうのは凄いわ。
シニョーリア広場には、誰もが知っているミケランジェロのダビデ像が置いてある。
今はレプリカですけどね。
オリジナルはアカデミア美術館にあります。今回は残念ながら行けず…。
首をぐるぐる回してあちこち見ながらガイドさんに付いて進んでいくと、見えてくるのは「花の聖母寺(サンタ・マリア・デル・フィオーレ教会)」の名にふさわしい、可憐で美しい大聖堂です。
三色の大理石の外観は、一目見れば自然と感嘆が漏れます。
ここで撮影を行った竹ノ内君が主演の映画の影響で、今じゃ大聖堂の屋根に登るのが大人気だそう。
残念ながら今日は閉まっているので登れませんが。
教会のすぐ傍にあるサン・ジョヴァンニ洗礼堂の扉は、その美しさに感嘆したミケランジェロが「天国の扉」と名付けたそうです。
でも今置いてあるのは、これまたレプリカ。オリジナルはドゥオモ美術館にあります。
オリジナルは洪水で流された事もあるのですって。
そりゃ危ないわ。
ちなみこの扉の修復だか、レプリカを寄贈したのかどっちか忘れましたけど、サンモトヤマが費用を出したそうです。
でもイタリア人は全然知らないのだろうな、そんな事は。
華麗なるドゥオモの見学で注目しなきゃいけないのがクーポラ(円形丸屋根?天蓋?天井?)です。
フィリッポ・ブルネレスキが設計しました。
彼はクーポラの建設にあたり、二重構造を考案した偉大な建築家です。
技法の事は良くわかりませんが、構造を二重にする事により、初めてこの大クーポラは実現可能なものとなったそうです。
実際の建設にあたっては、人足達がこの仕事を嫌がった為、快適にしてあげようじゃなかという事で、あの高いところで食事や、なんとトイレの設置までしたっていうんだっていうから驚き。
やっぱり労働環境は良くなきゃいかんよね(笑)。
彼と「天国の扉」を制作したギベルディの関係をガイドさんが説明してくれたのですが、興味深かったです。
洗礼堂の扉の制作は辞退か拒否か分からないけど、結果ギベルディに譲る事になったブルネレスキですが、もし彫刻家としての道を歩んでいたら建築家としての彼は無かったかも知れないわけで。
建築の道をすすむ学生が、これがブルネレスキさんか!とわざわざ彫像を拝みにくる事もなかったでしょうし、このドゥオモのクーポラだって無かったかもしれません。
人生ってのは面白いなぁ。
かのミケランジェロですら、「フィレンツェのドゥオモより美しいものは造れません」と言ったそうだし、実際クーポラの建築においてはブルネレスキを超えられず、サン・ピエトロのクーポラはこのドゥオモのものよりも小さいのだそうだ。
そしてそのブルネレスキは今、彼が建設したドゥオモの下で眠りについている。
彼の遺体は長らく消息不明だったのだけれど、ガイドさんの説明によると、天国の扉が流されてしまった洪水の時、修理の為か何かでドゥオモの床を掘ったところ、遺跡とブルネレスキのお墓とお骨が見つかったとか。
うろ覚えなので間違っていたらごめんなさい…。
しかしドゥオモに埋葬されるというのは本当に異例の事だそうです。
彼にとって、これ以上の安息の地は無いでしょうね。
構造に注目したら、今度は内側の絵です。
ジョルジョ・ヴァザーリの「最後の審判」。
これまた凄い。
オペラグラスを片手に上を見上げる訳ですが、気を抜くと口がぽかーんと開いてしまう。
上へ上へと吸い込まれて行くような感じがします。躍動的だ。
クーポラに登れれば、この絵ももっと近くで見られるのに、残念です。
ヴァザーリ自身は完成を見ずして亡くなってしまったそうです。無念でしょうなぁ。
クーポラに登れなかった変わりに、ジョットの鐘楼に登ってきました。
が、恐ろしく疲れました…。
階段が長いわ狭いわ。
まだあるの?と何度言ったことか。
しかし上に上がってからの眺めは最高!!
登って良かったー♪と心から思いましたわ。
登りも辛かったけど、降りるのも結構怖かったので、ここに行くなら若い内をお薦めします〜。
お夕食はサバティーニ・ディ・フィレンツェへ。
今回行く中では一番いいレストラン。
といっても超高級というわけでもないらしく、ちょっと小綺麗くらいの格好で問題無いらしいです。
お食事は美味しかった♪
ペンネのトマトソース系のパスタと、メインはお肉料理。
一緒のテーブルになったご夫妻に、ワインをご馳走になってしまった。
会話に花を咲かせてのお食事は楽しいですね。
明日はピサへ。
投稿者 melissa : 01:26 PM | コメント (0) | トラックバック
February 18, 2006
イタリア旅行記3日目 水の都
2月16日出発のツアーを選んだのには訳がある。
その訳とは?
ヴェネツィアのカーニバルが見たかったから!
というわけで3日目はカーニバルが始まったばかりのヴェネツィアでございます。
街へは水上タクシーで入っていきました。
それだけで意味もなくカッコいいー、とウキウキ。
あんまり天気良くないかな、と心配だったんですが、雨は止んできた模様。
日頃の行いが良いからよね。(笑)
本日はなんとなんと、世界遺産である潟の中にお泊りです。
うはは!
テンション高いです。
だって憧れの都ヴェネツィアのサンマルコ広場のすぐ近くのホテルに泊まれるだなんて。
前に来た時、もっと居たかったなぁと名残惜しかった都市なので、今回は凄く楽しみです。
着いて早速、まずはホテルへ。
きゃー!なんて素敵なところなのかしら。
ヴェネツィアングラスのシャンデリアが部屋の中にまであるわ!
女性のハートをギュッと鷲掴みにするインテリア。うわーん、可愛い☆
狭いけどすっごい素敵。幸せーーー。
しかしこれから観光なのよ。部屋で浸っていたいのは山々なんだけど、気合を入れねば。
ホテルを出て、まずは腹ごしらえということで名物イカ墨のパスタと魚介のフリットのお食事。美味しかった♪
いよいよ観光でござます。
ここではガイドさんは日本語を操るイタリア人のお姉さん。
ヴェネツィアには日本語学校があるそうで、日本人のガイドはあまり居ないそうです。
しかしこのお姉さん、かなりデキルな。
だって冗談言ってるもん。しかも結構面白いし(笑)
まず仮設ステージが設置されているサンマルコ広場を横切り、ドゥカーレ宮殿へ。
ここはかの有名な「ため息橋」があるところですね。
なんとまぁ壮麗な宮殿です。
海からきて、まず最初にこの宮殿が目に飛び込んできたら圧巻だったでしょうね。
しかも客人を迎える階段だの部屋だのが凄いのなんのって。
その名の通り、まさしく「黄金階段」ですわ。
床には騙し絵の技法も使われています。
ちなみに歩くたびに床がゆらゆらと動くのは、錯覚ではありません。
これはヴェネツィアならでは。
建物を軽くするために、梁は木で作られて居るから揺れるのだそうです。
大理石は重く、ひび割れてしまうので、床は細かく砕いた石をモザイクのようにつなぎ合わせた独特の作りのもになっています。
それでもサンマルコ寺院なんかかなり傾いちゃってますけどね。
宮殿は政治の場であったということで、対面の間とか評議室とか色々あるのですが、天井画と壁画が見事です。
ヴェロネーゼ、ティッツィアーノ、ティントレットというヴェネツィア派の絵画が部屋を彩っています。
えーと、確かヴェロネーゼがヴェネツィアの赤でティッツィアーノがヴェネツィアの青だったような…?あぁ、怪しい記憶だ…。
で、メインはやっぱり世界最大の油絵と言われるティントレットの天国になるのかしら。
天国が描かれている部屋は、かなり広いスペースであるのに柱が一本も無いということで、当時としては非常に珍しい部屋だったそうな。
ダンスホールにはもってこいですわね。
延々と部屋を巡り、博物館として物品が展示してある部屋を回って、ため息橋へ。
あぁ、渡りたくない気持ちが良くわかるわ。
あの華やかな世界から急転直下、暗く冷たい世界。
宮殿のすぐ隣に牢獄があるっていうのも、考えてみるとグロテスクな感じがする。
結構最近まで実際に使われていたそうで、牢屋の天井や壁に囚人の書いた文字が残っているのがリアル。
明るい世界に戻ってきて、宮殿を後にして教会へ。
ところがところが、カーニバルのせいもあってか長蛇の列でツアーとして入るのは諦める。
先にガラス工芸を見に行きましょうと言うことで、ヴェネツィアンガラスの工房兼店舗へ向かしました。
実際に作るところもちょっと見せて貰い、簡単な説明を受けます。
お店に並ぶ色とりどりの美しいガラス製品にうっとり。
やっぱり素敵ねぇ。
最近は新しい色も増えてきているそうで、ライトによって色が変わるグラスなんてのもありました。
さてフリータイム。
サンマルコ寺院めがけてズンズンと進む。
長蛇の列は相変わらずですが、わたくし断固として並びますわ。
だってツアー客が殆どだから団体でだだーっと入るし、結構流れているから絶対観る時間あるはずだもの。
ヴェネツィアに来てここに入らずしてどうする!
入り口で荷物検査があり、リュックの方は入れません。
どこぞの国のお方と警備員さん?がやり合ってましたわ。
ここまで並んで入れなかったら、そりゃあショックよね。気持ちは分かるわ…。
やっと入り口まで来たところでフリータイムの時間が結構余っていたので、6ユーロかな?を払って2階の博物館へ。
ここは是非入った方がいいですよ。
教会の天井のモザイク画が間近に観られて圧巻だし、バルコニーから眺めるサンマルコ広場は壮観!
天気が良かったから気持ち良かったー!!
カーニバルで様々な扮装をした人たちがそこかしこにいるので、上からその様子を眺めるのも面白かった。
堂内はやはりモザイクが凄い。
圧巻ですわ。
もっと居たかったけど、フリータイム終了で次はゴンドラへ。
ヴェネツィアに来たら、やっぱり一度は乗りたいかな。
私たちは残念ながらカンツォーネ付きの船では無かったものの、すぐ後ろだったから歌は良く聞こえました。
やっぱり歌つきの方が気分が盛り上がっていいですね~。
前の時は場所によって臭いがするところがあり、うーむと思ったんだけど、今回はそういうところはなかったです。綺麗にしてるのかしら。
夕日にシルエットが浮かぶ、いい写真が撮れましたわ。
フリータイムになったので、ショッピングと散策を楽しみにフラフラとお土産屋さんが軒を連ねる通りへ。
ワインの栓?や素敵なペーパー類を購入。
あと自分の為に前々から憧れていた蝋印(ていうの?)を買ってしまった。
柄の部分はヴェネツィアングラスで出来ていて綺麗だったものだから、つい…。
あんまり使わないだろうけど、記念だからいいか。
街中は歩いているだけでも楽しかった。
ヴェネツィア、やっぱりいいわぁ。
こんなにたっぷり時間があるのも、本島泊だからこそ。
幸せ。
一旦ホテルに戻り、お夕食のレストランへ。
雨が降り出してきたものの、夜になっても人はやっぱり多い。
さすがカーニバルね。
トマトソースのパスタ美味しかったです。メインはお魚。平目かな。
ご飯の後解散だったので、食後のお茶を飲もうと思ってカフェ・フローリアンに行くも、閉まっていたので諦め。
ところが、実は後で聞いたところによると、閉まって無かったんですって。
ショック…。
でも、そのおかげで良いお土産が買えたからいいか。
帰る頃には雨も上がり、ヴェネツィアの夜空を眺めることが出来ました。
明日はフィレンツェ。
投稿者 melissa : 02:12 AM | コメント (0) | トラックバック
February 17, 2006
イタリア旅行記2日目 私の目的
今日より観光開始。
イタリアの経済の中心、ミラノ。
まずはまずは、何はともあれドゥオモですよ。
天に向かって真っ直ぐに伸びる尖塔群。
頂点には聖母マリアがおわします。
残念な事に正面は洗浄中の為幕に覆われていますが、それでもやはり圧巻。
荷物検査を受けてから中へ。
前に一回来たとは言え、7年も前の事なので大分記憶が薄れています。
うわおぉぉ!
やっぱりすっごい。
ちなみに、この光景何かに似てるなぁ、とふっと頭に浮かんだのがロード・オブ・ザ・リングのモリヤの坑道…(ーー;
不謹慎かしら。
イタリア最高かつ最大のゴシック様式の建築物だそうです。
ラテン十字の中央部分上、グキっと音がしそうなくらい首を曲げて上を見ると赤いランプがついているところがあり、そこにイエス・キリストの手を十字架に打ち付けていたという「本物」の釘がおさめられているのだとか。
彼、伝説では無く生きてる「人」だったんですよねぇ。
仏教でも仏舎利とかありますけど、そういう証拠品が何千年の時を越えて今ここに存在しているのって真偽は別にして凄いことだ。
教会を出てからヴィットリオ・エマヌエルⅡ世ガレリアへ。
所謂ショッピング・アーケードになるのかしら?
オリジナルは19世紀後半に建てられたそうですが、美しい。
(戦争で破壊され、1955年に再建)
ちなみにプラダの本店もここにあります。
十字架の形をしたこのアーケードですが、交差点の地面に美しいモザイクあり。そして上を見上げれば、4方の壁丈夫にこれまた4大陸を表すモザイク画。
私たちは時間が無かったんですが、この中のカフェでお茶を飲むのも素敵ですね。
そういえば、アーケードの中に大きなモニターが設置されていて、オリンピックの映像を流していましたが日本と違ってちっとも盛り上がっておらず、観てる人はあんまり居なかったわ。
お次、スフォルツェスコ城へ。
元の領主ヴィスコンティ家の城跡に、フランチェスコ・スフォルツァ公爵の要塞兼城として13世紀後半に建てられたものだそうです。
城壁に空いている無数の穴は、建築時の足場の痕跡。
今は博物館になってまして、私の旅の目的の一つがここにあったりします。
このツアーを選んだのも、ここに来たかったが為!
コレがなかったらこのツアーにしなかった。
そうまでして観たかったモノはなにかと言うと「ロンダニーニのピエタ」。
ミケランジェロ最後の作品と言われている、未完のピエタです。
以前イタリアに来たとき、ミラノの日本人ガイドさんが、これだけは皆さんに観て欲しくて、と予定に入っていなかったにも関わらず連れて行って見せてくれたのがこのピエタ。
そしてその時の旅で一番記憶に残ったもの。
ヴァチカンにある完璧なピエタとはまるで違います。
はっきりいって一般受けはまずしないでしょうね。
(だからこの見学が入っているツアーが殆どないんでしょう)
でもわたくし、ヴァチカンの完璧な美を供えたピエタよりもこのピエタの方が好きです。
前に観たときより齢を重ねたせいなのか、今回涙出そうになりました。
未完だけど、完璧。
余分なものを全て取り去り、最後に残ったのがこれでした、と見せられているような気がします。
ミケランジェロはどんな思いでこの像を彫っていたのでしょう。
そこにあるのは深い愛なのか、救われたい、安らかに眠りたいといった純粋な信仰心なのか。
彼は死というものをどう捕らえていたのか。
未完だからこそ、このピエタは雄弁です。
人によって感じるものは様々でしょう。
私が今この像から感じるのは「祈り」です。
また次に観たときはどう感じるのかな…。
名残惜しく感じながら、お昼ごはんの後でまたドゥオモに戻って今度は屋上に。
エレベーターでウィーンと上まで上がって屋根の上を歩き回ってきました。
やー、間近で見る尖塔群は圧巻。
ありとあらゆるところが彫刻で埋まっています。
沢山の彫刻家や石工達がせっせせっせと何百年も働いてたんですよねぇ。
すごい情熱だ。
一番上におわします聖母マリア様は金色に輝いて眩しい。
しかし戦争の被害にあわなかあったのは奇跡ですよね。
ちょっと風が吹いていれば、今頃はオリジナルは吹っ飛んでいたかもしれないわけで。
守られたのかな。
でもこの建物を見ていると、神によって守られたというよりは、作った人達の念が凄まじくてって言ったほうが納得な感じがする…。
下に降りてから少しフリータイムがあったので、もう一度教会の中へ。
さっき見れなかったところも早足で一応一通り回ってきました。
さて、最後に行くのがサンタ・マリア・デレ・グラーツィエ教会。
初日にしてメインがどどんと来ちゃいましたけど、レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」です。
私の旅の目的第二段。
ここは完全予約制で、今回は4時半の予約しか取れなかったのだそう。
もうずーっと先まで予約で埋まっているらしいです。
前に来た時は修復中で見れなくてとても残念な思いをしましたが、ついに!
荷物検査を済ませ、中に入るまでに2回も小部屋に閉じ込められます。
ホーンテッドマンションを思い出すなぁ…。
こういうところはとても近代的なのね。
そしていよいよ中へ!!
入って右手を見れば、壁一面に「最後の晩餐」が。
大きいー。
実物はこんなに大きいんだ。
色も修復の成果か、思っていたよりもずいぶん綺麗。
そして何よりも驚いたのが、ダ・ヴィンチはこの食堂の更に奥にもう一つ部屋があるがごとく、この部屋の光までも計算して描いている、というガイドさんの説明の通り、本物はかなりの奥行きを感じるということ。
あたかも今まさに目の前でこのワンシーンが展開されているかのように見えます。
この場所に立って観て、初めて感じることの出来る感覚です。
写真ではこれは伝わらない。
うはぁ…。
ぽかーんと口が開いてしまうわ。
長年憧れ続けた絵。一日中でも観て居たいのに。
制限時間はあっという間に終わってしまった。
戦争で崩れなくて良かったと心底思う。
どうかどんどん保存の技術が発達して、いつまでもこの素晴らしい絵を後世に残すことが出来ますように。
お約束のヨハネですが、やっぱりどう見ても女性に見えますわ。
真実はいかに。
見学の後はフリータイム。
デパートに行ってみる事にしました。
キッチン用品や雑貨が可愛い!
見てるだけで楽しいなー、と散々見て回っている内に夕食の時間がせまり、少々焦る。
バールに行こうと思っていたのに、その時間もなくなってしまった。
benと二人なので、チャレンジ精神を発揮して地下鉄に乗ってみることにしました。
切符を買うまでもあれやこれやあったのですが、無事購入して改札を通り中へ。
あれ…?目的地がちがーう。
線が二本あるのですが、乗る電車とは違う方の駅に来てしまったらしい!
頭の中では何故かどこかで交わるはず、という至極当たり前なことが欠落。
それぞれ単独だと信じて疑わなかったため、一回改札出なきゃあかん、と思い込む。
待て待てとbenに諭され、ホームに行ってみたりして路線図を見る内、二つ先の駅で乗換えが出来ると判明。
おぉ!交わってるのか。
あはー、benうそついてごめんねー。
スリにあいやしないかとドキドキしていたのですが、東京の地下鉄と大して変わらず。
無事ホテルまで帰り着きました。
1ユーロでどこまでも行けるって良いですね。
お夕食はなんだったかな。
昼か晩か、どっちかミラノ風カツレツでした。
美味しかった♪
かたっぽ覚えてない…。
かなり歩いた為か、日本に居る時には考えられない寝つきの良さでばたんきゅー。
明日も頑張って歩くぞ~
投稿者 melissa : 11:29 AM | コメント (2) | トラックバック
February 16, 2006
イタリア旅行記1日目 いざイタリア
楽しみにしていた旅行もとうとう出発日。
パンフと睨めっこして選びに選んだ某旅行会社の10日間のパッケージツアー。
ヨーロッパに行った事がないbenの為に、目玉をこれでもか!と詰め込んだ内容のものをセレクト。
使った事のない会社なので不安を感じるも、様は一緒に行く人と添乗員さん次第なのよね。
ちょっと値段高めの内容のだから、学生ばっかとかは無いと思うんだけどな。
ちなみに旅の間、我が家の猫様は実家へお預け。
すっかりくつろいでるし。
なにやら良い物貰ってるみたいだし?
帰ってきたら「あんた誰?」って眼で見られそうな気がする…。
さて成田到着。
直行便ではないので、行きはロンドンで乗り換えです。
JALなので第2ターミナルへ。
ツアーの受付のところにいくと、添乗員さんがいらっしゃいました。
おっ、ベテランっぽい。
しかもしかも、行きの飛行機が満席の為にビジネスになるようですとの事。
本当ですか!?
こんな事は5年に一度くらいしか無いんですけどね、と添乗員さん談。
超ラッキーかも。
受付に行くと、ほんとにビジネスだった!!
もうこの時点でテンション上がりまくりです。
良い旅だ。良い旅になるに違いない。
受付が終わったのでお小遣いをユーロに変える。
ユーロ高いわ。この日は145円くらいだった。
なんというか、おもちゃみたいなお札。
すぐ破けそうなんですけど。
その後もなんだかんだでたっぷりあると思っていた時間もあっという間に無くなり、慌てて出国手続きへ。
手荷物検査と金属探知器で引っかかる。
なんと、ついうっかり筆箱の中にハサミを入れてあったのを忘れていた。
有無を言わさず没収…。
カラーンと「廃棄」と書かれた透明の箱の中に捨てられてしまった…。
どうということない普通のハサミなんだけど、亡くなった祖父が買って来てくれたものだったと思うと涙がじんわり。
化粧ポーチだの散々確認しておきながら、筆箱の存在を忘れていた自分のバカっぷりを呪いましょう…。
中に入って免税店で姉に頼まれていたマスカラを慌てて購入。
種類を間違えた気がするけど時間がないからいいやっ。
搭乗口に行くと、ビジネスはエコノミーより先に搭乗開始です。
中に入って感激。
広い!足が伸ばせる!!
なんて楽チンなのかしらん。テレビ画面も大きいのだわ。
やっぱり日ごろの行いが良いからよね?
しかし航空会社も大変らしく、ビジネスのフォークがプラスチックとは少々驚きました。
ふむむ。
快適な空の旅を楽しむ内にイギリスに到着。
エコノミーだとまだかまだかって感じだけど、ビジネスだとあら着いたのね、くらいの余裕っぷりです。
ヒースロー空港でアルタリアに乗り継ぎ。
お店を覗きつつ3時間くらいぼけーっと待つ。
搭乗が始まって、ボナセーラって言うのよねと用意していたのだけど、乗務員さんに「こんばんは」と日本語でにこやかに言われてガクぅ。
日本語お上手でいらっしゃいますのね。
途中軽食が出て、ミラノに着いた頃には夜。
今回の旅はホテルもちょっと良いクラス♪
前に来たときに泊まったところより明らかに良さそう。
お部屋綺麗だし広いし、いいじゃないですか。
お湯もちゃんと出ました(笑)
さてさて、明日の観光に備えてとにかく寝る!