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November 03, 2008
献身=わが身を犠牲にして尽くすこと
なかなか行けなかった「容疑者Xの献身」を観てきました。
映画に深みを出しているのは堤真一の演技の賜物だと思いました。
とっても格好いい人なのに、映画の中ではうだつの上がらない冴えない数学教師。
猫背でポケット手を突っ込んで歩く姿からは、とても天才的な頭脳は感じられません。
トリックも凄いなぁと思った。
まさかああいう展開だとは思いませんでした。
それにしても深い愛です。
愛を知らなければ罪を犯すことも無かったかもしれない。
でも、愛を知らないで人生に絶望したままで居るより、たとえ罪を犯そうとも愛を知った方が幸せだったんじゃないかと思う。
ただ、歯車の一つとして死を迎えた人もいる。その罪は重いわ。
見守るだけの愛、与えるだけの愛。
人生に絶望し、心のすべてが暗闇に覆われていた石神は、洞窟の中に突然現れた光が消えないように守りたかったんだろうな。
ただ側に居て、そのぬくもりを感じたい。自分が直接関わることはなくても、見守っていたいという気持ちは分かる。
愛する人たちを守りたいという想いだけで、人はあそこまで残酷になれるんですね。
一度自分の生を捨てた彼にとっては、その罪を背負うことはむしろ幸福を感じることだったんでしょう。
独りよがりと言ってしまえばそれまで。
それは受け手の心次第だけれども、たとえそう思われたとしても彼の愛は揺るがなかったと思う。
そしてエンディングの歌「最愛」の歌詞がまた…。
やっぱりハンカチ必須でした。
投稿者 melissa : November 3, 2008 10:10 PM